ユトリーヌの東方同人備忘録

幻想をわすれえぬものにする為に…

第十六回博麗神社例大祭一般参加レポ

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    どうもお久しぶり、ユトリーヌです。リアルでのゴタゴタにどうにか一区切りがついて、幻想世界に引きこもる時間ができ始めてきています。やっぱり趣味と仕事の両立は大変なんだなって。元々関東住みだったのですが今年の春から地方勢と化し、イベント参加がハードモードに。しかし不参加という選択肢は無い!何故なら参加しないと憧れの存在とすれ違えないから……!

 

    というわけで、第十六回博麗神社例大祭お疲れ様でした‼︎  今回も多くの方々と交流させて頂いてとても楽しい時間になりました。RDさんはなだ先生卯月先生しじまうるめさんかんのふみろく先生URAKIさん理紗さんetc...  当然、領布作品を手に入れるというのが大きな参加目的ではありますが、憧れの先生方や同好の士たちに会うというのも同じくらい大事なことだったり。その為に遥々足を運んでるのですから、誰かと直接出会えたことの喜びもひとしおです。

 

    今回もこれらの一時のものを忘れえぬものにするべく、一般参加レポとして綴っていきたいと思います。例のごとくダイジェストで。

 

 

 

 

 

 

  • ハイライト

  • 入場時間、ペナルティの話

    去年の秋例でペナルティが発生、それが来年の会場変更時にいざこざを起こしてもらわない為の布石だと予想していたこともあって、今回の例大祭では99%ペナルティがあると思っていた。1%を引いちゃったね、うん。

 

    とはいえ徹夜&早朝来場が禁止されていることは事実であり、ペナルティどうこうの話ではないのである。皆さんも迷惑のかからないくらいの時間にゆったりと来るようにしよう。次回も今回と同じく、7:45分過ぎ頃に着くようにしようかなと。

 

 

 

  • 新装備品を導入

 今回新たに導入した戦場の相棒が一つ。それが

 

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 100均のA5サイズファイル!

 

 作品をいただくとおまけとして貰ったりする栞等の小物類。同人誌を入れるケースに適当につっこむわけにもいかないので専用のケースをいろいろと試していたのだが、今回最適解を見つけ出すことが出来た。

 

 手ごろで邪魔にならないサイズながら、

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 これらすべてをしっかり収納できる優れものだ。これからの戦いの心強い味方となるだろう。

 

 

  • しじまうるめさんと

    開幕直後の序盤に訪れたサークル「room-butterfly」にて主宰のしじまうるめさんとお話。今回もいつも通りに首から名札をぶら下げていて、それに気づいたしじまうるめさんの方から声をかけていただいた。

 

    事前にチェックしていた領布作品の中でもトップクラスに楽しみだったのが、このサークルのこいここ小説『きみだけはぜったいに孤独じゃない』  “生きる才能に欠けたふたりの少女が、世界と引き換えに互いを救うお話”とのことでもうダメ。読了後に死ぬ未来しか見えない。

 

    めちゃくちゃ楽しみにしてました!って気持ちを素直に伝えてきた。また2巻も手に取りに伺いたいと思う。ありがとうございました。

 

 

 

  • URAKIさんと

    今回が初参加だというサークル「天色天狗」主宰、URAKIさんとお話。こちらもURAKIさん側から気づいて頂いてありがたかった。作品受け取り第一号だって、やったね!

 

    最初に訪れた際には、名刺をもらったり手作業での特殊装丁についての話をしたり。紫苑本だと一発で分かるデザインの和綴じで、部屋にそのまま飾りたくなる本。

    その後会場で読みきって感想を伝えに行った。猫みたいな紫苑ちゃんが可愛かったり仄かに女苑ちゃん味を感じて姉妹だな〜って思ったりやっぱり疫病神だったり。

 

    次の秋例に出す予定の本についてもちょっとだけ教えていただいて、今から楽しみにしている。ありがとうございました、かもめの玉子ご馳走様です!

 

 

 

  • 修行と化した神主列

    今回は移動距離効率よりも、領布数の少ない作品を優先する作戦を取った。その為に西1→西3→西2という1階と4階を往復するムーブをすることに。直射日光の中スロープを上がり下がりするのは運動不足の身に応えた。

 

    がしかし、それらを物ともせずに勇敢に戦う者たちによる長蛇の列が……  そう、新作体験版領布の神主列だ。多分Twitterでサーチをかければ誰かしら写真を上げていると思うのだが、えげつない混み具合だった。燦々と照る日の下で1階と4階を繋ぐスロープを2往復、修行か何か?

 

    神主も過去最高の混み具合と言ってらっしゃる戦場を戦い抜いた者だけが早々にプレイ出来る体験版。私は列を一目見た瞬間に諦める決断を下した上、他人のスマホ画面でネタバレを踏んだので散々だったが……  レーベルの子の二次創作が私好みの物ばかりになる未来が見えたので良しとしよう。

 

 

 

  • かんのふみろく先生と

    昨年の秋季例大祭にてサークル「カンテラ水族館」の作品『HEART to HEART』『HEARTA[id]CHE』を手に取ったのだが、これがあまりにも素晴らしくて素晴らしくて……  Twitterで語り散らすには些か長すぎる感想文をメールで直接送った。その時の返信のお礼と、感想を直接言いたかったのと、新刊が欲しいのとで今回もサークルに足を運んだ。

 

    私には勿体ないくらいの感謝のお言葉を頂いたり、私の方からもまた感想を伝えられたりと、とても楽しい時間だった。作品から受け取った感情を著者さんにお返し出来るってのは本当に幸せだね。

 

    今回の作品は前作とは違ってゆる〜い感じ(むしろ普段がこっち路線…?)らしいので、読みながら心穏やかになりたいと思う。ありがとうございました。

 

 

 

  • 卯月秋千先生と

    事前にチェックしていた領布作品の中で特に楽しみだった作品2つ目がサークル「相乗り回転ブランコ」の新刊『深葬版 ラクトガールは八度死ぬ』  はなだひょう先生の幻の作品を楽曲化した凋叶棕楽曲『R.I.P』を原典にした四次作品だ。構造が複雑。

 

    最初に訪れた際はまだ時間との戦いの最中だったので軽い挨拶程度で、午後に再度伺った。設営が美しすぎる話だったり冬コミ以降の近況報告だったり……  冬に領布なされた作品の感想は当日のうちに伝えきっていたので、基本は他愛無い話。しかし私にとってはとても参考になるし励まされるありがたい話だった。詳細はあえて書かないが。

 

    ちょっとずつちょっとずつ前に進んで行きます。ありがとうございました。

 

 

 

  • 霧山理紗さんと

    今回初めてお会いしたのが、凋叶棕の三次web小説等々を投稿している霧山理紗さん。普通の皮を被ったヤバイ人だ。午後に合流して、一緒にはなだ先生とRDさんの所にお話をしに行った。

 

    二次創作ゲームのキャラのセリフを寄稿していたりと同人活動には関わっているのだが、例大祭参加は初めてだったようで色々と新鮮そうな感じだった。私も初参加の時は待機列に並んでるだけでワクワクしてたもんな〜。

 

    小説の話、凋叶棕関連同人誌の話、リアルの話も含めて閉幕後も近くの店に入ってずっとお喋りしていた。『Uprising Ideology』と『Downfalling Ideology』の「冒険」という歌詞に含意は果たしてあるのだろうか…… 考察に力が入る。

 

 これからもいろんな場面でお世話になる予定なのでよろしくお願いします。ありがとうございました。

 

 

 

  • はなだひょう先生と

 大正義はなだひょう先生とお話させて頂いた。午後に合流した理紗さんと一緒に「相乗り回転ブランコ」のスペースへ伺うとはなだひょう先生が一人でいらしたので声をかけた形だ。

 

 相乗り回転ブランコの設営をはなだ先生が担当されたとのことで、その卯月先生の小説(ラクトガールに関してははなだ先生自身が原点)に寄り添った美しさに感動したことを伝えた。いやほんとにきれい。設営写真の時点で心奪われたのは初めての経験。

 

 他にも凋叶棕新譜の謎フライヤーだったり、凋叶棕ファンの間でできたつながりの話だったり。はなだ先生は「てぃあおの話題で盛り上がれるの⁉」とおっしゃってたが、そりゃあ盛り上がるよ……、盛り上がる? よくよく考えてみればそういう感じじゃないな趣味の悪い人たちが趣味の悪い話を延々としてるだけだなおかしいな()

 

 これからも全力でついていきます、ありがとうございました。

 

 

 

  • RDさんと

 最後に訪れたのが「凋叶棕」のスペース。ここに来ずして例大祭を終えられる筈がない。RDさんが自分の買い物を終えて帰ってきたところにお邪魔させていただき、貴重なお話をたくさん聞くことが出来た。

 

 先ずはRDさんが出演した東方ステーションの話。最初は顔に手を当てて「思い出させないで下さい~」と恥ずかしそうな感じだったが、やっぱり原作だよねという話題になると放送でも見せていたマシンガントークが炸裂。一体あの頭の中にどれだけの情報量と東方愛が詰まっているのか、考えるだけでも恐ろしい。

 

 次いで新譜『奏』の話。今回のテーマは“音楽”ということで、私は“原曲”という存在にピックアップした楽曲があったりするのだろうかと考えていたことを伝えた。すると「それよりかは“彼女たちに聞こえている音”という考え方が正しいですかね」とのこと。例としてフランの楽曲『Closed Rain』の“雨音”についての力説を聞くことが出来た。確かに彼女に聞こえている音は限定されるんだろうな……

 

 その後も会話を続ける中での一コマ。

理紗さん「いつもは闇の深い世界観で曲を創っていらして……」

あるでさん「今回はカジュアルな感じですから大丈夫ですよ。死人は出ますが

ユトリーヌ「あ、死人は出る……」

 

    知ってましたよ、ええ。

 

あるでさん「まあ死人がでる=闇では無いですからね笑」

 

 

    そんでもって新譜にサインを頂きました!

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    長話にお付き合い頂いてありがとうございました!  今回の新譜も汲み取ります!

 

 

 

  • 同人イベント一人反省会

  というわけで、恒例の一人反省会の時間だ。先ずは前回の反省から見直そう。

 

  • リュックのサイズ

 前回ギルティofギルティなことをしでかしたので特に気を付けた部分。今回はうまいこと荷物を最小限にまとめる&リュックサックをベルトで圧縮して小さくすることで特に問題なく動き回ることが出来た。えらい!

 ただ地方勢に転身した関係でこれから荷物が増えることが予想できる。近場の駅のコインロッカーを利用するなり運営に荷物を預けるなりして対策を練らなければ。再発は許してはならない。

 

 

  • 来場時間について

 前回ペナルティがあったこともあって来場時間を遅らせた。今回はなかったが、依然として発生する可能性は高い状態にあると予想できるうえに、そもそも早朝来場は人様に迷惑をかけるのでダメ、絶対。次回からもこのくらいの時間に来ようと思う。次は夏コミなので始発戦争だがな!

 

 

 

 前回の振り返りはこのくらいで、次は新たに発見した良かった点&反省点

 

 

  • 装備品

 今回A5サイズのファイルを導入したことで、戦場をさらに快適に動けるようになった。今後も装備品の試行錯誤を繰り返して徐々に最適化していきたいと思う。

 

 

  • 忘れ物を一つ

 実は今回できなかったことがあるのだ。それはスケブ依頼。引っ越しによるごたごたが原因で、前の家から運ばれてきたスケブ入りの荷物と私自身が入れ違いになってしまったのである。悲しい。

 スケブ自体が作家さんの善意によるものなので大声で嘆けることでは全くないのだが、せっかくの好意に甘えられる場面を自らのミスで逃してしまうのはもったいない。ちゃんと持っていこう。

 

  • お金がどっか行った……?

 確証がなかったのでここまであえて書かなかったのだが、回ってる最中に唐突に1000円札の束が消えた。落としたかはたまた掏られたか…… 勘違いだったらいいのだが、本当に唐突に無くなってたうえに計算が全く合わないんだよね。

 ほぼ回り終えた後で札が残り少なかったので良かったのだが、本当に紛失していたとしたらアホなことこの上ない。もうちょっと気を付けていこうね。

 戦勝用財布は常に視界に入る位置に置いてるんだけどな……

 

 

 

 とまあこんなところだろうか。反省点は二つだけだったが内容が内容なので気を付けたい。毎度毎度言っているが、同人イベントは自らの経験に頼らざるを得ない戦場。しっかり反省会をして次回に活かそう。

 

 

 

 例大祭という素晴らしいイベントを企画・運営してくださっている準備会の方々、今回関わってくださったすべての方々、そしてなにより幻想の生みの親ZUNさんへ最大限の感謝を送りたいと思う。ありがとうございました。

 

 

 リアルがなかなかに忙しいのだが、時間は出来るものでなく自ら生み出すものだと学んだので積極的に戦利品を読んでいこう。読んで抱いた感情を、作者さんに感想という形で返すまでが例大祭だ。