第十五回例大祭一般参加レポ
どうも、ユトリーヌです。昨日の例大祭お疲れ様です。楽しかったですね〜… ん?日付見ろだって?もう2週間経ってるだって? あのですね、ちゃんと例大祭翌日に感想レポ書いたんですよ。そしてそのまま投稿した気になっていつのまにか2週間とかいう…。というわけでこれ以降は例大祭翌日に書いた文章となります。いいな⁉︎今日は5月7日だぞわかったな⁉︎(威圧)
例大祭お疲れ様でした‼︎ いや〜超楽しかった。欲しかった新刊もほぼ入手出来たり、初スケブをはなだひょうさんにに描いてもらえたり、RDさんや卯月秋千さん、はーしぇんさんにサイン頂けたりとこれ以上ない至福の時間だった…。この体験をわすれえぬものにする為にも、レポートという形で感想を綴っていきたいと思う。イベント初心者には役立つ情報もそれなりに。
まず最初に言っておかなきゃいけない、というか謝罪しなきゃいけない案件。始発組で早朝来場しました本当にすみません(土下座)。
いやね、今回は今までいただけたことのないスケブに挑戦しようと思ったんですよ…。女王陛下さんとはなだひょうさんのスケブ欲しかったんですよ…。ここ4年は無かったけれども、例大祭では徹夜&早朝来場者に対してペナルティをかける事がある。それを喰らおうもんなら欲しいものはまず買えないので、みんなは自重しようね。近隣住民の迷惑になるぞ(戒め) 私も来年は8:00ごろに行きます…。 始発未経験の正しい皆さんはこのレポで、始発組の中で待機する事が場合によっては地獄と化すことを知って欲しい。8:00にちゃんと行こうって思うから本当に。
それじゃあレポっていこう。
早朝3時半に家を出発。前日に、回りたいサークルのお品書きのリツイート&いいねの数を確認し回る順番を決める作業をしていたので少々睡眠不足。
新木場→交際展示場ルートだと始発ガチ勢達に勝てないと踏み、豊洲→有明ルートを使った。これなら新木場ルートより4分早く現地入りできる。4分あれば300人は抜ける(人間の屑並感)
途中駅で、全身さとりお姉ちゃん塗れの2人組に遭遇。歴戦の猛者オーラを醸し出していたのでこっそり付いて行ったら、乗り換えやらなんやらで常に最短ルートを通って向かう事が出来た。ガチ勢凄い。
5:39に東京ビックサイト到着。この時点で前には大体300人ほどが並んでいた。前日に飲み過ぎたらしくめちゃくちゃ体調悪そうな中国人の方や、お前絶対1ヶ月は風呂入ってないだろっていう匂いを放つ方等々、ヤバイ奴らの集まり。もちろん全員が全員そうじゃないんだけどね…。そういう人の後ろで4時間座りっぱなしなの想像してみ?始発やめようって思わない?
しばらくして東ホールのコスプレエリアに移動、その後列固定。運良く周りはちゃんと人間やってる方々だったので良かった。それどころかいわゆる一期一会の出会いというやつが。
前に座っていた爽やか好青年。彼は春季例大祭9回目の猛者。お気に入りのサークルさんやプレミア品情報、ペナルティに対する考察、2020年の例大祭についてetc...沢山の話をすることができた。
特にオススメされたイベント用装備が凄い。私はいつも布製トートバック2つ+お金や飲み物等用の小さいショルダーバック1つで戦場を駆け(歩き)回っていた。しかし彼は薄っぺらくして邪魔にならなくしたリュックを背中に、麻薬取引をイメージすると出てくるようなハードケースに紐を通して肩掛けするスタイル。これだとかさばらない、戦利品を傷つけない、お金もすぐ出せるの三拍子が揃った完璧な布陣になるという… 次回から見習おう。
他の参加者と東方談話に花を咲かせられるのも例大祭の醍醐味。Twitterやってなかったみたいなので繋がれなかったのが残念。例大祭レポはかなり読み込んでる感じだったからもしかしたらこの記事も目に入るかも。私だよ〜、待機列一番右端で真剣にペナルティ議論した奴だよ〜、スケブゲットできたよ〜‼︎
10:10ごろに列が動き会場前に待機、そして10:30、戦いの火蓋が切って落とされる。
私はスケブ目当てで「プレカレデウム」へ直行。先頭組とあまり時間の差はなかったのでイケるかと思いきや4人目っていうね。やはり初参加サークルは少部数になりがちだから早めに行けってのは常識なのか…。スケブは貰えなかったものの世に10冊しか存在しない新刊を入手出来たので満足。
次にはなだひょうさんのスケブ&卯月秋千さんの新刊目当てに「相乗り回転ブランコ」へ。はなだひょう先生は午前中ずっとお買い物予定との事でいらっしゃらなかったが、卯月先生とお話しすることができた。このあいだ幻想物語寄稿集の感想挙げたユトリーヌです〜って名乗ったらありがたい言葉をかけてくださったんだよね、超嬉しかった。持参してきた幻想物語寄稿集にサインも頂けることになってテンションは最高潮。本を預けて先に新刊回収。
会場限定特典の有無、委託の有無、部数の多さ、Twitter&pixivでの人気、単純距離を考慮して予め構築しておいたルート通りに着々とゲットしていく。その途中で訪れた「青雲アステロイド」。幻想物語物語寄稿集の企画者はーしぇんさんにもサインを頂くことが出来た。ありがたやありがたや…。〜金〜の方も素晴らしい作品で溢れかえってるから楽しく読んでねとの事、期待しちゃうね。
程なくして欲しかった新刊をほぼゲット‼︎ とりあえず一安心。その後はサークルの新規開拓、グッズ売り場、音ゲー鑑賞、コスプレエリアetc... あちこちをブラブラ。面白かった出来事を箇条書きで挙げていこう。
⚪︎多種多様なコスプレ。手軽なものだとパチュリーやケロちゃん、神主のZUN帽を装着してる人などなど。
結構な頻度で変Tが紛れ込んでて笑った。袖を雑に切ってタンクトップにした変Tを着てるガチムチおじさん達面白すぎない?
⚪︎そういう一部のネタ勢を除いて、コスプレは異常にレベルが高い。
小学生位の女の子がナズーリンのコスプレしてんの超絶可愛かった。美人で瀟洒ァ…な感じの咲夜さんが、タバコ吸いてぇ!でもコスプレしたままじゃ出来ねぇ!って言っててニヤニヤ。
そして女性陣の方々のコスプレのレベルが高いのは流石として、野郎どものコスプレが異常に似合ってるのはなんなんだ…?
⚪︎ 並びながら一般参加の方々と話すこともあった。もう少し人間とコミュニケーション出来る力をつけようねという本音はありながらも、彼らが幻想少女へ抱く強い愛はストレートに伝わってきた。
⚪︎事前にTwitterで取り置きして貰った「ALICE in 幻想LAND」のトランプを受け取ったのだが、わざわざ特製のポストカードを作って下さっていた。嬉しい…嬉しい…。
⚪︎神主みくじを引きに行こうとしたが、外まで1000人近くの行列が出来てて流石に諦める。神主の後ろ姿は拝めたからいいかな…
⚪︎やっぱり壁サークルの画力は無茶苦茶高くてビビるよね。終了ギリギリになっても、既巻はおろか新刊も残ってるくらい大量の部数を持ち込んでるところが多かった。やはり大手壁サークルは会場限定特典でもない限り、後に回すのが得策と見える。
⚪︎ニコニコ生放送のステージを少し見に行った。外国人の方がマイクに向かって東方への熱い思いを吼えていて、場のテンションが凄まじく高かった。拙い日本語で繰り出されるド直球の東方愛、しかと胸に響いたぜ…。
そんなことをしている間に時刻は12時過ぎ。「相乗り回転ブランコ」に戻るとちょうど卯月先生がサインを書いて下さっていた。感謝感激だよホントに…。
しかもサークルにははなだひょう先生の姿が。午後なこともありダメ元でスケブを頼んだのだが、まさかのOK‼︎ 魔理沙ちゃんを書いてくれることに。1時間後にまた来てねとの事だったので一旦その場を離れる。初スケブがはなだひょう先生だよ⁉︎ヤバくない⁉︎(語彙力)
アナログゲームエリアを回っている間にスケブ指定の1時間経過。心を躍らせてスケブを受け取りに行くと、もうそこには魔理沙ちゃんがいた。やばいよ、はなだひょうさんが直筆で書いてくれた魔理沙ちゃんだよ、テンション上がらないわけないよね。
ありがとう…… ありがとうはなだひょう先生 本当に……本当に……「ありがとう」…それしか言う言葉がみつからない…
そして最後に「凋叶棕」へ向かう。既に旧譜を完売し切ったとの事だったので、お話出来ないかな〜あわよくばサイン頂けないかな〜と。
到着すると売り子の方2人と談笑する凋叶棕好きの同胞が。RDさんは自分のお買い物中らしい。同胞の彼もサインを頂きに来たとのこと。今回でアルバムを15枚入手したみたいでかなり強かった。
このアルバムいいよね〜、〇〇のコスプレしてる人見た?なんて話をしてしばらくしたらRDさん降臨。快くサインをOKしてくれた上に、神主御籤の末吉は間違いなく魔理沙の仕業という考察も披露してくれた。普段Twitterで見てる考察を一足先に本人から聞かせて頂くの最高にテンション上がらない⁉︎ サインはナンバリング作品1の宴にして頂くことに。家宝が出来てしまった…これ以上ない嬉しさをどう表現すれば良いのか…。本当にありがとうございます…
ちなみに同胞の彼はサイン貰った後に差し入れを渡していた。私も持ってくれば良かったとは思ったが、高麗人参パウダーってのは如何なものなんだ?RDさん若干困惑してたぞ。
終了時間30分ほど前に撤収。持参したバックと会場でもらったバック計3つは全てパンパン。予算を大幅にオーバーしてしまったので1ヶ月は昼飯抜きだが、後悔はしていない。
さて、今回の良かった点と反省点をまとめよう。
⚪︎前日までの準備。事前にTwitter &pixivいいねの数一覧を作ったのは大いに役立った。しかし平日に小銭を作り忘れて、友達に片っ端から両替してもらう変人と化した。次は忘れないようにしよう。
⚪︎予想以上にバックがパンパンになり、戦利品が傷つかないか心配だった。待機列の彼の助言を頼りに、次はハードケースで挑もうと思う。地図もファイリングするより下敷きの方が良さそうだぞ。
⚪︎始発では行かない。人間の屑にはなりたくないだろう…?
⚪︎サークルの回る順番は完璧だった。「スケブ狙いサークル→売れ残りを危惧して少部数しか刷らないであろう初参加サークル→先着限定特典付き新刊→会場限定特典付き新刊→外部委託しない新刊→Twitter&pixivでいいねが大量に付いていた新刊→誕生日席→島中→壁」 移動距離はそこまで考慮しなくても問題なかったので、次回もこの戦法で行きたいと思う。
⚪︎一箇所だけ書い忘れが、しかも委託してないとかいう悲劇。チェック表作ったのに時間を惜しんで使ってなかったのが良くなかった。
⚪︎サークルさんへの差し入れも次からは持って行こうかな。聞いてみたら長持ちする普通のお菓子程度のものがいいみたい。
こんなところだろうか。自分の勘を頼りにせざるを得ないことの多い同人イベントで意外と大切なのがこの自己反省会だったりする。積み重ねた経験を次回に活かそう。
いやぁ、今回の例大祭は過去最高に楽しかった。前回までは作品を買って一般参加者とちょっと話す程度だった。今回みたく積極的にサークル参加者に感想や感謝を伝えに行くのはどんどん実践するべきなのかなと。私も楽しめたし相手も喜んでくれたし。
こんなにも素晴らしい体験や様々な感情をもたらしてくれた東方同人界隈に関われた事は、本当に幸せな事だと思う。全ての東方を愛するものたちへの感謝を持って筆を置こう。ありがとう。
まあ、作品を読むまでが本番だから。まだまだ私の例大祭は終わらないんですけどね。